
毎日を楽にする方法。
現代社会の中では、あれをやらなきゃ、これをやらなきゃと
やらなきゃいけないと思うことがたくさん。
本当は、ただただ自分の本能に従って素直に生きることができれば
一番いいのかもしれないけど、それだけでは生きていくのが難しい。
そして、「生きづらさ」という重荷を抱えている人にとっては、
何をやるのも一苦労です。
でも、そんな時に、「習慣化」という力をうまく使えば、
重荷を抱えながらも色んなことをやりこなせるようになるのではないかと思います。
私自身、習慣化することを意識的に行うことで、
色々なことができるようになり、救われた部分がたくさんあります。
ただ、習慣化に傾倒し過ぎてしまうことの危うさにも、
最近になってようやく気がつくことができました。
そこで、習慣化ということについて、記事を書いていきたいなと思います。
まず、今回は、子育て編として、子育てをする上での生活習慣の大切さ、
その一方で気をつけなければいけないこともお伝えしていきます!
生活習慣が子育てを楽にしてくれる
昔、幼児期の子育てを楽しく楽にするためにどうしたらよいのか
という内容の講座を受けたことがありました。
そのための第一歩として、毎日の生活リズムを作るということがとても大事だそうです。
この場合の生活リズムというのは、
具体的にいうと朝起きる時間、
ご飯を食べる時間、
寝る時間というのを大きな区切りとして、
毎日一定の時間に同じことを繰り返しやるようにすることです。
つまり、生活習慣を作るっていうことですね。

生活習慣を作ることが、なぜ子育てを楽にすることにつながるのか
小さな子供にとって、なぜ生活習慣が大事かというと、
それは自分が次に何をやるかということを自分自身で判断して行動できるようになり、
主体性が育つからですね。
では、なぜそうなるのか。
そこで、もしも生活習慣がなかった場合を考えてみます。
その場合に、子供が自分の本能的な欲求に従って起きて、食べて、寝て、
その間に排泄があったり、遊びがあったりという感じで1日が過ぎていくのであれば、
ある意味それこそが一番主体性が働いている状態のような気もしますが、
現実にはなかなかそういう生活は実現できないんですよね。
なぜなら、その子の親にも色々な生活上の都合があり、
その親が子供の世話をする以上、
親子の生活のリズムはある程度一致している必要があるからです。
だから、生活習慣がなかった場合、
現実には子どもの生活は基本的には
親の社会生活の事情に合わせたものになります。
そうすると、毎日の生活の中で、朝起きてから寝るまでの間に、
子供は次に何をしたらよいのかということが親の判断次第になってしまうことが多くなるため、
自分で判断する機会が少なくなり、
生活の節目の場面で自主的、主体的に動くことができなくなってしまいます。
一方、生活習慣ができていれば、
子供は毎日繰り返される生活の流れを知っていますから、
自分が何をすればよいかを自分で判断して、
主体性を持って行動できるようになります。
例えば、朝起きたら顔を洗うんだなとか、
顔を洗ったら着替えるんだなとか、
少し経ったら朝ごはんを食べて、
その後はお出かけの準備をしたら外で遊べるんだな等々。
そうやって、1日の中で、大体どれくらいのタイミングで何をするのかという流れができていて、
子供がその流れを日々の繰り返しの中で自然と覚えることで、
次に何をどうすればよいのかを予測して自分の意志で行動できる場面ができます。
その結果、子供は主体的に生活に必要な行動をするようになって、
親も楽になるというわけです。
実際にやってみたところ・・・
私が子育てをする上で、それを実践してみたところ、どうだったか。
実際には、小さな子供は、まだ時間の概念がないから、当然時計も読めないですし、
大体子供は目の前にあることに夢中になっていて他のことは頭にありませんから、
生活習慣があったとしても、
やっぱり親が「そろそろあれをやろうか」とか、
「これをやる時間だよ」と促す場面はたくさんありました。
それでも、子供も大体次にこれをするんだなということがわかっているから、
自分が今夢中になってやっていることがひと段落したら、
自分で生活習慣に沿った行動をするようになり、
親も子もお互い生活しやすくなったように思います。
生活習慣に縛られ過ぎない
習慣化するということは、現代社会に適応するという側面においては、
とても効率的で、子育てについても、その他の面についても、
色々なことがうまく回るようになるので、
私はついつい習慣通りに生活することにこだわり過ぎてしまったところがありました。
ただ、生活習慣を作るということは万能の策ではないんですね。
なぜかというと、生活習慣というものに縛られてしまうことで
失うものもあるんじゃないかと思うからです。
生活習慣に縛られることの弊害
前述のように習慣化ということによって得られるものは大きいです。
でも、子供は生活習慣によって、
自分で今すべきことは何かを判断して行動をすることができるようになる一方で、
自分の生理的な欲求だとか自分の心の内から湧いてくる何かをしたいという気持ちと
行動とが連動する自然な状態を失ってしまうという側面もあるんじゃないかということです。
窓から差し込む朝日で目が覚め、お腹が空いたらご飯を食べて排泄をし、
心の声に従って体を動かし、歌ったり、踊ったり、遊びに夢中になって、
夜になる頃には疲れたから眠る。
そういう生活をすることができれば、
自分の心や体の状態と実際の行動が直結した状態が保て、
自分に素直になることができ、
いつも生き生きとした状態でいられるんじゃないかと思います。
それに対して、生活習慣に従って生活することだけをしていると、
自分の心や体の状態と無関係に生活を送ることになってしまい、
どうしても自分の心や体の状態に鈍感になってしまいますよね。
そうすると、自分の心や体の状態をきちんと自覚できなくなってしまうし、
今本当にやりたいことは何かがわからず、
生きる力が湧いてこなくってしまうという弊害もあるんじゃないかと思うんです。
バランスが大事
ですから、自分の心や体の状態に素直に行動するということも、
本当はとても大事なことだということを忘れないということが大切です。
生活習慣を緩やかに作りつつも、時には自分の心や体の声に合わせて生活に変化を取り入れる。
そのバランスが難しかったりもするんですが、
それができると親も子も生活習慣により日々の生活が楽になるし、
生き生きとした暮らしが送れるんじゃないかと思って、現在私も試行錯誤しているところです。
