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「人間て何だろう」という問いに全力で答えようとしてくれる一冊!
子育て中、子供のために読み聞かせしていたはずが、いつの間にか私の方が夢中になってしまう。そんな絵本に数多く出会いました。
子供向けに書かれているからって、そこから大人が学ぶようなことはないかと思っていたら大間違いでしたね。
確かに、絵本は、子供が読めるように分かりやすい言葉で書かれているものが多いですが、その中に込められたメッセージは、大人の考えをも大きく揺さぶるような本質的なものであることがたくさんあります。
今日は、そんな絵本の中から、とっておきの一冊をご紹介します。
加古里子(かこさとし)の「人間」
今回ご紹介するのは、だるまちゃんシリーズの作者である加古里子(かこさとし)さんの絵本「人間」です。
実は、かこさんは、科学絵本もたくさん書かれてるんですね。
今回、この絵本をご紹介したいと思ったのは、「人間」について改めて考えるきっかけをくれるから。
私たちが「生きづらさ」を感じる背景には、「人間」っていうものをとても狭く考えてしまっていることがあるんじゃないか。
この絵本を読んでいると、そんな気持ちになります。
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壮大なスケールで「人間」としての自分を捉え直す
まず、タイトルは「人間」なんですが、この絵本は、以下の一文から始まるんです。
宇宙のさいしょは、物質・時間・空間のくべつのない、きわめて小さな世界でしたが、150億年まえに「ゆらぎ」がもとになって、たかい温度と、ものすごいいきおいで、四方にとびちることから宇宙がひろがりはじめました。
したがって人間の歴史もここからはじまります。
「人間」加古里子(福音館かがくの本)より
そして、最後は以下の言葉で締めくくられています。
このように、その細胞や脳やからだや心に、宇宙・世界・地球の、歴史と現在と未来とを宿しているのが人間です。
「人間」加古里子(福音館かがくの本)より
その人間のひとりがあなたです。
そのすばらしい人間が、君なのです。
この始まりと終わりの文からもわかるように、この絵本では、「人間」の歴史を宇宙の始まりから捉えて、その後の壮大な時間の流れの中に人類の歴史もあることを丁寧に追っていきます。
そして、その壮大な歴史の中で誕生した「人間」にまつわる、生殖や体の構造、人間の道具の発達、社会のことなど様々な角度からどういうものなのかを描いていきます。
その上で、最後には、「あなた」は、宇宙の始まりから連なる歴史を受け継ぐ存在であり、母なる海をたたえた人間の体(人間の体の多くは水でできていますが、その水は海水の塩分の割合と深く関わっていて、それを保つようにできているんですって!陸に上がっても、生命の内側には海があるんですね。)を持ち、時空を超えて考えを広げていくことのできる脳を持った存在なんだという、あなたへのメッセージに繋がっていきます。

「そのすばらしい人間が、君なのです。」という結びの一言が、かこさんからのメッセージとして胸に刺さります。
「生きづらさ」のヒント
この絵本を読んで、突き詰めて考えると「生きづらさ」って、最後の一言である「そのすばらしい人間が、君なのです。」ということをすっかり忘れてしまっていることに関係するのかなと思いました。
人間として、この壮大な時空の繋がりの中で生きることができれば、その素晴らしさを忘れることはないはずです。
でも、社会的な関係性の中に心が閉ざされてしまうと、すっかり自分がどういう存在なのかを忘れてしまいます。
そして、「生きづらい」という気持ちが募っていく。
じゃあ、どうすれば壮大な時空の繋がりの中に自分を開放して生きていけるかというと、それは簡単じゃないかもしれません。
しかし、少なくとも自分が組み込まれている社会的な関係性は、自分という人間の極々一部分に過ぎないんだということに気づくだけでも、「生きづらさ」は軽くなっていくはずです。
だからこそ、加古里子さんは、子供たちがその大事なことをいつまでも忘れないようにとこの絵本を描いてくれたのかもしれないですね。
絵本のよさは頭ではなく心に直接響くところ
絵本の素晴らしさの一つは、子供が読み手であることを想定しているからこそ、頭で考えて消化するのではなくて、心で感じて吸収していける内容になっているという点です。
今回、ご紹介した絵本も、読むと加古里子さんの熱い気持ちがダイレクトに自分の心に流れ込んできます。
是非絵本を手に取って読んでみてくださいね!
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